苦手な上司と上手く付き合って自分の【立ち位置】を上げる方法

直属の上司と合わない。自分だけが罵倒される。いっそいなくなってくれれば・・。

 

会社に苦手な人がいることは社会人であればしょうがないと諦めなければいけないのは頭ではわかっていても、直属の上司であればなかなか割り切れないですよね。

 

苦手な上司と上手く付き合いつつ自分の立ち位置を上げる方法がひとつだけあります。それは【その上司に「こいつがいれば安心だ」と信頼されるくらい仕事が出来る人になる】ことです。

 

この方法は長期戦であり、小さいことの積み重ねでストレスが溜まります。しかし、今一番面倒くさくてストレスの元になっていることはなんですか?上司との関係ではないでしょうか。

 

ゲームのように経験値を積み重ね、自分を固めて上司から信頼を得られれば、細かいことは言われずに済み、上司は有給休暇を頻繁に取るようになり、あなたの目の前にいることが少なくなるかもしれません。

 

そして仕事ぶりが評価され、今の上司と同じ役職に抜擢され、追い越し、立場は逆転するかもしれないのです。

 

もう精神的に限界の方、即効性をお求めの方にはおすすめできませんが、どうしても上司を見返したい、今の職場でまだやりたいことがある、そんな方には有益かと思います。

 

特に若手社員であれば「成長した感」を周囲も持ちやすいので、ぜひゲーム感覚レベルを上げてみてください。「ボスキャラ」は強くて嫌なヤツのほうが倒し甲斐がありますよ。

 

【レベル1】いつもいる

当たり前のことですが大事な時にいない人、そんな人に重要な仕事は任されません。

 

普段すごく頑張っていて無理をしたりしているのに「大事な時」に休んでしまう残念な人や有給休暇のタイミングが悪い人はすごくもったいないです。

 

特にご年配の上司は有給休暇に偏見がある方もいるので、なるべく「いつもいる人」を印象付けられるようにしましょう。

 

【レベル2】愛嬌をもつ

自分から話しかける必要はありません。挨拶をきちんとする。話しかけられたら元気に返事をする。なんとなくニコニコしている。これだけで「愛嬌のある人」だと認識されます。

 

ちなみにこれは上司にだけでなく周囲にいる社員さんに向けてもアピールになります。あなたの味方を増やすことはあなたの立ち位置を上げるには必要不可欠なことなので、忙しくてもイライラしていても怒られている時以外は愛嬌を忘れずにいてください。

 

【レベル3】観察する

どんなに自分が一生懸命仕事をして上司に気に入ってもらいたいと思っていても、方向性は間違っていてはまったく意味がありません。攻略するためには情報が必要です。

 

上司はどんな仕事のやり方なのか、好きなタイプ嫌いなタイプ、どんな時に機嫌が悪くなるのか、趣味趣向…色々なことを観察して情報を集めましょう。

 

『この人、全然仕事しないのになんで会社から評価されてるんだろう…?と思っていたら実はトラブルがあった際電話一本で事を丸く収められるすごい上司だった』などあなたの上司への評価が「苦手」から「尊敬」へ一気に変わるきっかけを見つけてしまうかもしれません。

 

【レベル4】断らない

初めての作業でわからなくて不安でも「出来ません」は禁句です。どのように作業を進めればいいのか聞いて引き受けましょう。

 

「自分で調べろ」と言われた場合は、調べたうえで作業する前に上司に確認してください。「そんなに聞いたら怒られてしまう…」と思うかもしれませんが、断っても怒られる(もしくは陰で言われる)し、間違った方法で作業を間違えても怒られるのでどうせ怒られるのであれば一番建設的な怒られ方をしましょう。

 

今ある作業で手一杯の場合も「今忙しいんですけど…」などと言ってはいけません。

 

「かしこまりました。今この作業があるのですが、そちらの作業を優先したほうが宜しいでしょうか?」「かしこまりました。ただ今この作業があって、この作業の後でよければ対応可能です。」など、まず肯定したのち理由や代案を伝えるようにしましょう。

 

【レベル5】必要な残業は引き受ける

必要な残業とは「自分が必要だと感じる残業」「上司が必要だと判断した残業」です。可能な限り要請された残業は自分の為に引き受けましょう。

 

どうしても残業できない日であれば仕方ありませんが、申し訳なさそうにするのは必須です。また「一時間だけなら可能」など条件付きで引き受けることを提案してみるのも手です。

 

残業することに申請が必要な会社で「〇時までに申請する」などのルールがなければ定時一時間くらい前には申請しましょう。残業内容はその日にどうしても終わらせなければならないもののみとし、次の日以降でも大丈夫なものは次の日に回しましょう。

 

時間を申請しなければならない場合は作業時間から計算して申請してください。尚、「サービス残業」や皆が残業しているから帰りづらい「なんとなく残業」は必要な残業ではありません。

 

【レベル6】報告・連絡・相談を見直す

レベル5までが完璧に出来れば、あなたは上司から「休みが少なく頼まれた仕事・残業も愛嬌をもって熟してくれる社員」として認識されています。

 

そうなると仕事を任される量が増える、と同時に報告・連絡・相談が多くなり、必然的に上司との会話が増えてしまいます。もう上司に対して苦手意識が改善されていればなんてことはないと思いますがこのレベルだとまだ「出来れば話したくない…」と思ってしまうこともあります。大丈夫です。それは普通です。

 

でも話したくないし面倒くさいからから報告や連絡、相談はしなくていいか、などと思っていると今までの実績がクリアされてしまい「アイツは報告もせず勝手に仕事をするヤツだ」と思われてしまいます。

 

特に「ただ文句を言いたい」型上司や「気分屋」型上司だと「どうでもいい報告・連絡・相談」がいつの間にか「重要な報告・連絡・相談」になってしまっている可能性がありますので要注意です。

 

レベル3の「観察」を活かして上手に報告・連絡・相談してください。例えば出勤直後(しかも定時前)や会議が終わって席に着いた瞬間などは、余程重要な報告・連絡・相談でない限り相手をイライラさせやすいです。なぜならばまだ聞く相手の頭が切り替わっていないからです。急ぎでなければ少し時間を空けて話しかけましょう。

 

また、上司が受け取るメールはあなたが受け取るメールよりかなり多いです。取引先から来たメールを見ながら相談したい場合、そのメールをプリントアウトして上司の元に相談しにいけば「メールがみつからなくてイライラ」を避けることが出来ます。

 

そしてメール件数が多いが故、あなたが上司宛に報告をメールで送った場合埋もれてしまう可能性もあります。重要なメールは送った後「お忙しい処申し訳ないのですが〇〇の件、メールを送りましたので確認お願いします」と一言伝えましょう。

 

【レベル7】上司の悪口は絶対に言わない

あなたの評判が上がってくると「有望な若手を俺が育てた!」感が欲しい先輩社員や上司が出てきます。悩みや愚痴を言ったが最後、そこに付け込んでくることもあります。

 

そもそもその先輩や上司はあなたが本当に困っているときに助けてくれましたか?困っていることを話した時解決してくれるどころか話を余計ややこしくしたりしませんでしたか?

 

困ったことがあれば相談してもいいかもしれませんが相手を見極めなければなりません。悪口はもちろん、プロジェクト内の仕事の具体的な相談なども直属の上司の耳に入ると上司の気分を害してしまうので気を付けましょう。

 

【レベル8】庶務を蔑ろにしない

勤務表や社内の事務、庶務などを蔑ろにしていませんか?いつも事務員さんから「交通費清算が遅い!間違っている!!」など言われていませんか?

 

会社にいる事務員さん、特に女性の事務員さんは意外と上のほうの人から話しかけられたり社内の様子を聞かれたりするものです。そして社内情勢に詳しかったりします。

 

また自分の会社規定などは何かなければ気にしないものです。総務の人と仲良くしておけば色々教えてくれます。立ち位置を上げるためには味方につけておきたい存在です。

 

業務に関係ない人だと蔑ろにしていると意外な所で評判を落としてしまいますので、イライラしてる時に八つ当たりしてしまったり、やってもらって当たり前のような態度は今すぐ改めましょう。

 

【レベル9】朝の通勤の時間を有効に使う

朝の通勤の時間、ずっとスマホでゲームなどしていませんか?もちろん悪いことではありませんがその時間をもう少し仕事にあててみましょう。

 

例えば頭の中で一日のスケジュールを組み立てながら出勤すれば、席についてすぐ仕事に取り掛かれます。ニュースやトレンドをチェックしていれば話の幅が広がります。企画案を出すときにも役立ちますし、仕事のヒントも得られるかもしれません。

 

ちょっとしたことですがこの少しの差が仕事や会話に出てきます。このレベルになれば上司の態度が変わらなくても仕事は評価せざるを得ないはずですし、周りの人からも話しかけられると思います。

 

仕事に誠実で人柄がよく、ニュースも含めトレンドに詳しい理想的な社会人になりますよ。

 

【レベル10】キャリアアップする

学生の時に取った資格や会社で取らなければならない資格と自分で時間を作って取った資格は全く違った意味を持ちます。

 

よく男性はシングルタスクでひとつのことしか出来ないと言われますが、仕事の出来る男性・役職の高い男性ははひとつのことにだけ集中していれば良い状況が許されることは少ないです。

 

必ず何かの案件を複数持っています。そういうことの練習だと思って資格を取るのもよし、単純に今の業務に役立つことの資格を取るもよしです。

 

但し業務に関係ない資格の場合、会社の机の上に資格の本などを置くことは避けましょう。転職する気だと勘違いされて面倒くさいことになるかもしれません。

 

仮に転職する場合でも穏便に転職したい場合は避けましょう。ちなみに転職する際、業務を熟しながら資格を取っていると評価されます。

 

レベル10になればあなたの立ち位置が必ず上がる

上記10点は当たり前のことと言われれば当たり前のことです。しかし本当に出来ている人は多くありません。そして自分の立ち位置を確保するためには時間がかかります。

 

面倒くさくても着実に熟し、「こいつがいれば安心だ」と信頼されるくらい仕事が出来る人になった時、苦手な上司はただの通過点となりどこでも通用する社会人になります。

 

その瞬間はとても気持ちのいい瞬間です。もし道半ばで標的(苦手な上司)が移動・退職になったとしてもそれはそれでラッキーですよね。せっかく入った会社です。自分の為に自分を高めていきましょう。

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