会社で「セクハラです!」と言われない為に

セクハラと言われないためのポイント

セクハラに悩んでいる方は多いと思いますが、セクハラの冤罪をかけられて悩んでいる方もまた多いと思います。

 

痴漢であれば痴漢に間違われないよう荷物とスマホで両手を塞いでおく、なるべく上に手を挙げるようにするなど方法がありますが、社内で「セクハラです」と言われないようにするためにはどのようにすれば良いのでしょうか?

 

セクハラの定義とは?

セクハラとは「セクシャルハラスメント」の略で「性的嫌がらせ」という意味になります。例えば異性の身体に不必要に触れるなどがありますが、定義はありません。

 

受けた人が「嫌だ」と感じたらセクハラになります。非常に曖昧で難しいものですね。最近で特に敏感な問題なので「冗談のつもりだった」では済まされません。

「セクハラです」と言われない5つのポイント

信頼関係の認識

セクハラが難しい問題となる理由のひとつに「言われた人によって受け取り方が変わること」という点があります。たまに「俺が言えばセクハラにならないでしょ」「俺ってそういうキャラだから」などという男性がいますが、笑って聞いていてくれる女性社員が本心から笑っているかは本人分かりません。

 

一回や二回であれば笑って許されることでも何度も重なれば「セクハラです」と言われてしまう可能性は大いにあります。

 

また、仕事では間違いなく信頼関係を築けていたとしても「人間性はちょっと…」と思われていることもあります。信頼関係があると思いこまない、今あったとしてもずっと同じ関係で居続けられるとは限らないことを心に止めておきましょう。

 

身体的特徴の話をしない

背が低い高い、胸が大きい小さいなど仕事とは関係ないことです。また、お化粧や髪型、肌荒れなどについても追言しないことをおすすめします。人から見れば大したことないことでも言われた本人は深く傷ついてしまうかもしれません。

 

「かわいいね」「綺麗な脚だね」などの誉め言葉でも言われた人が「嫌だな」「気持ち悪いな」と思ってしまえばセクハラだと言われかねません。自分を守る為にも身体的特徴の話をしないことが賢明です。

 

服装の注意について

服装を注意することは非常に厄介で面倒くさい問題です。出来れば同性から言ってもらったほうが穏便に済ませられると思うかもしれませんが、今度はその同性間でいざこざが起きかねません。

 

もちろんそんな服装をしてきた人が悪いのですが、その人と会社での常識について認識の違いがあり、ただ無知であるが故にその服装をしてきてしまったのかもしれません。ですので服装のことで注意をしなければならない場合は同性に頼めそうな人がいれば、まずはその人にお願いしてみましょう。

 

その際は「同性なんだからよろしく!」などと軽々しくお願いするのではなく、その人はあなたのリスク(セクハラだと思われること)を自分のリスク(同性間のいざこざ)として背負ってくれる訳ですから丁重にお願いしましょう。

 

そして引き受けてくれたら必ず感謝の言葉を伝えましょう。もしどうしても引き受けてくれなければその人に「セクハラにならない言い回し」を相談してみてください。これはただ単に言い回しを参考に出来るだけでなく、セクハラする気がない・勘違いされたくないことを他人にも知っておいてもらう為でもあります。

 

どうしても自分が注意しなければならなくて、相談する相手もいない場合は淡々と注意しましょう。間違っても「その恰好じゃあセクハラされても文句言えないよ!」などと余計な一言を付け加えないよう注意してください。

 

「下ネタ」で笑いを取ろうとしない

お酒の席で盛り上がってしまう下ネタ。楽しいのはあなただけかもしれません。

 

また、忘年会などであまり話したことのない人と仲良くなろうとして「陽気な人」「面白い人」「さっぱりした性格」と認識して欲しいが為に下ネタを言う人もいますが、よく知らない人からそんな話をされたらそれこそ「セクハラです」と言われかねません。

 

そして普段関わることのない人であれば「下ネタの人」「セクハラ」という印象を変えることは難しいです。「笑える下ネタ」かどうかの判定も難しい所です。同性間であれば許される内容、同性間であっても許されない内容があります。

 

このように会社の人に下ネタを話すことはセクハラについてのリスクがとても高いのでやめましょう。自分以外が下ネタで盛り上がり始めた時も巻き込まれないように注意しましょう。それとなく諫めたり話題を変えるように努めましょう。

 

もし自分より上の立場の人が下ネタで盛り上がり始めたらお手洗いに立ったり電話を掛けるフリをしたりして少し席を外しましょう。巻き込まれないようにすることも大切です。

 

恋人、結婚、妊娠については追及しない

こちらも良くある話ですが「恋人」「結婚」「妊娠」の3点は特に触れないようにしましょう。仕事上どうしても聞かなければならない場合、例えば長期で重大なプロジェクトのメンバーに部下を迎えたい場合などは聞いても構わないと思いますがその場合でも誤解されないよう、慎重に言葉を選んでよく説明してください。

 

質問の意図をきちんと説明されれば、その部下はあなたに期待されていることを理解し、とても喜んでくれると思います。また「自分の話をされること(聞かされること)」を「セクハラ」だと思い込む人もいます。恋人の惚気、結婚の嬉しさ、子供が生まれた感動などを話す場合はそこそこにすること。

 

そして「自分の話ばかりして悪いから話を振らなきゃ」と思って話を振ると地雷を踏んでしまう可能性があるので恋人や家庭、子供の話は聞かれたら手短に回答するようにしましょう。

 

なぜこんなに気を使わなくてはいけないのか、段々面倒になってきてしまいますが世の中には色々な人がいて、更にこんな人を敵に回したらかなり面倒なことになるので気を付けていきましょう。

 

セクハラと言えば男性に焦点がいきますが・・

男性からの相談が圧倒的に多いので男性側の話にばかりなってしまって申し訳ないのですが、女性でも同じです。若い男性の部下がなんでも言うことを聞いてくれるからと言って身体的特徴の話をしたり、下ネタを言ったり、恋人の話などを根ほり葉ほり聞くことはやめましょう。

 

セクハラばかりでなく「パワハラ」(パワーハラスメントの略。地位を利用した嫌がらせ。)や「モラハラ」(モラルハラスメントの略。精神的嫌がらせ。)と取られることがあります。

 

「セクハラです」と言われない為には信頼関係を過剰に信じることはやめて、身体特徴・下ネタ・恋人の有無や結婚・妊娠の話は避け、服装の注意をしなければならない場合は、同性にお願いすることや注意の仕方の相談に乗ってもらい、細心の注意を払って指摘しましょう。

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