新卒・派遣…合わない【新人社員】との付き合い方は考え方ひとつで楽になる

 

新人で入社して1年たったから先輩になった。先輩になって「素直で意欲的でかわいい後輩」が来ると思ってたのに…!

 

任された新人は可愛くない!偉そう!!なんか合わない!!!

 

そんな思いに駆られ今煮詰まっている方は自分の考え方を変えて楽になりましょう。

 

育てられなくても責任がすべて自分にある訳ではない

新人教育

人に仕事を教えるということは「今までの自分の業務」に加え「新人さんへ教える」、「新人さんへ教えた仕事を確認する(出来てなければ注意・時には自分がやり直す)」という作業が発生します。

 

そのため今までの3倍は忙しくなる状況と言えます。苛立ち余裕のない態度の先輩には新人さんも萎縮してしまいます。

 

 

思いつめケース1「私がこの後輩を育てないと!」

確かに新人教育を任されたのであればメイン担当はあなたになりますが、新人さんはあなたの会社が採用した人材です。あなたがすべて抱え込むことはありません。困ったときは周りに相談しましょう。

 

思いつめケース2「自分も新人の時は何も出来なかったんだから…」

自分がわかりづらかったことをわかりやすく教えてあげることはとても良いことですが、その新人さんはあなたではありません。あなたが新人の時頑張ってやっていた業務でも、今教えている新人さんがあなたと同じように常に真摯に業務に取り組んでいるとは限りません。暴力的な言動はもちろんいけませんが、ものすごく甘やかす必要もありません。

 

思いつめケース3「本当に仕事の出来る人は、どんな人材でも育てられる」

どう教えても育たない新人さんもいます。色々と手を尽くしてダメならその新人さんとは「合わない」のです。それはあなたと新人さんが「合わない」だけでなく、会社と新人さんが「合わない」可能性もあります。一か月後にはもう会社にいないかもしれません。

 

上記3ケースは責任感があり真面目な方に多い考え方です。あまり思いつめることはやめましょう。

 

新人派遣社員との付き合い方

派遣写真との付き合い方

どのような状況での増員なのかにもよりますが、「派遣社員」の認識が最近変化していることは確かです。以前は「高いお金で高いスキルを持った人に来てもらう」が派遣社員の認識でしたが最近ですと、就職できなかった新卒の学生さんなど受け皿になっている場合もあるようです。

 

まず会社がどういった意図で来てもらっている人なのか、どのようなスキルを持っている人なのかを把握してください。派遣社員さんは会社と個人の契約ではなく、会社と会社の契約となるので自社の新人さんとは少し扱いが違います。

 

あなたが自社の新人社員同様教育してしまうと「社員でもないのに派遣契約以外の指示をされた!」と派遣社員さんが感じて派遣会社に報告を上げた場合、あなたの会社が契約違反になってしまう可能性あります。

 

逆に言えば「自社の新人さんと違って契約が終わればいなくなるかもしれないので必要以上にが責任を負わなくていい」のです。ですのでボーダーラインを確認して、業務上問題がある場合は上司に報告して上司から注意してもらうなど判断は上司に任せましょう。

 

年上の新人社員との付き合い方

若手社員のうちは中途で入ってきた新人さんが自分より年上のことはよくあることです。

 

現在の職場ではあなたが先輩なので業務上は萎縮せず堂々と教育していきましょう。敬語を使わなくても構いませんが、業務中はタメ口、その他の会話は敬語を使うと「業務中は後輩として扱いますが、人生の先輩として見ています」という印象を与えられるので付き合いやすくなります。

 

ちなみに「敬語じゃなくていいよー」と言ってくる年上の新人社員は「だから自分も敬語使わないから」と宣言しているので、違和感があるようであれば合わせる必要はありません。始終敬語を使って距離を取りましょう。

 

教えておきたい会社の休み方

最近では勤怠連絡をLINEなどでしてくる新人さんがいるようですが、会社の規定でない限り今の社会ではほぼこれは受け入れられません。LINEで「今日は休みます」など連絡が来てからイライラしないように、「体調不良で休む場合は〇時までにプロジェクトリーダー宛に電話する」などルール勤怠連絡に関するルールは早めに教えてあげましょう。

 

教育内容の記録を取る

自分がどのような業務をどのような方法で教えて、新人さんの失敗にはどのような対応をとったかなど記録を取っておくこと。これは新人教育に行き詰って業務に支障が出る場合やどうしても新人さんと合わなくて新人教育の担当を外してほしい場合の上司への相談材料となります。

 

いざ相談する時には記憶が薄れていたり、ただの愚痴になってしまっていると上司の時間を無駄に使うだけで自分への評価も落としかねません。簡単なもので構わないので記録を取っておくといざと言うときに役に立ちます。

 

絶対やってはいけない「新人教育NG集」

新人に尊敬されたい!ナメられたくない!!からくる高圧的な態度

中学生の部活動などとは違い、新人といえどもあなたと年齢の近い大人です。輩(やから)のような言葉使い・態度は社会人らしくないですし尊敬もされません。尊敬されたいのであれば仕事で尊敬されるようにしましょう。

 

愚痴を言いまくる、ため息をつく

慣れない新人教育、可愛くない新人の態度など何かとストレスに思っても周囲の人に愚痴を言いまくることはやめましょう。新人さんの耳に入るとやる気をなくしたり信頼を失う可能性もあります。本人を目の前にしたため息も同じです。

 

上司などから新人教育の状況や感想を聞かれた場合も愚痴っぽくならないように気を付けてください。困っていることは「〇〇ということがあって、□□という対応を取ったのですがあまり伝わらなくて…」というように相談ベースで話しましょう。もしかしたら有益なアドバイスをもらえるかもしれませんし、あなたの新人教育に対する真摯な姿勢も評価されます。

 

甘やかしすぎる

自分の印象をよく持ってもらいたいからと叱らなかったり甘やかしてしまうことは、新人さんの為になりません。あなたの次に新人さんの上につく人がものすごく厳しい人だった場合、新人さんの心が簡単に折れてしまうかもしれません。

 

わざわざ叱ったりする必要はありませんが「注意される」ことに慣れさせてあげることも新人さんへの教育です。あなたが注意しても聞かない場合はあなたの先輩や上司から注意してもらいましょう。報告・相談が出来ることも大切です。

 

詰め込みすぎない

新人さんは「わからないことない?」の「わからない」がわからないものです。タイムラグのある質問も許容してあげましょう。「ここは重要だからメモを取ってほしいんだけど」など説明の合間にポイントを教えてあげたり、一日の終わりに振り返りの時間を取ってあげるなど詰め込みすぎず余裕のある教え方をしてあげてください。

 

新人教育を通して若手社員を育てるという意図も会社にはあります。あなたの新人さんへの態度を通して「目に余る態度をしていないか」「きちんと注意できているか」「忙しくても周りを見ることが出来るか」など「役職をつけても大丈夫な器か」をチェックしているかもしれません。

 

ですが、最初に言ったように新人教育に失敗したからと言ってあなたにすべての責任はないですし、成功すれば評価は上がるかもしれない、新人教育とはその程度だということを頭に入れておいてください。
コミュニケーションが充分に取れ良好な関係が築ければそれば一番ですが、真面目で優しい人ほど新人さんとの関係に頭を痛めてしまいますよね。

 

そんな時は気持ちをリセットして楽に構えてください。マニュアルやビジネス書をたくさん読んで一生懸命実行しても効果がない場合は「この実験に失敗した」くらいに思いましょう。

 

会社は新人さんよりも、これまで頑張ってきてくれた真面目で優しいあなたの味方です。

 

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