若手リーダーが気をつけるべきこと

 

若さゆえにあまり威厳がなく、慣れない管理に気を使い、管理職研修などがあった日にはプライベートがつぶれる場合も。 一番下の役職というのはそんなに権限もないのに仕事は増えて一番大変な時期です。しかし会社で出世する為には誰もが通る道なので、早く乗り越え上の役職を目指しましょう。

 

若手リーダーという現状を上手く回して評価を上げる為には「管理をメインにすること」と「穏やかで恐れられる上司を目指すこと」が必要です。

 

集中すべきは「管理する」ということ

役職者やプロジェクトリーダーに求められることは「管理すること」です。プロジェクトの進行具合やメンバーの管理、自分の体調管理も仕事です。中でもスケジュール管理が一番大切です。

 

きちんと自分のプロジェクトを回すことは自分の評価だけでなく、プロジェクトに関わった皆の評価を上げることになります。但し、あくまでメインが「管理」であるだけで「作業」が自分の仕事でない訳ではありません。作業が遅れている場合は自ら威力を発揮する名プレイングマネージャーでなくてはならないのです。

 

進捗状況を毎日確認する

一番良いのは毎朝短いミーティングを行い、進捗状況を部下やプロジェクトメンバーから直接聞きましょう。「毎朝」という所がポイントです。当たり前ですが、一日分の仕事の遅れと四日分の仕事の遅れは違います。

 

一日分の仕事の遅れであれば余程致命的なミスでない限り取り戻せないことはありません。職人気質の人が多いプロジェクト、無口な部下が多いと最初は気まずいこともあると思いますが、業務連絡であっても話すことで次第にその人柄がわかり、向いてる仕事・向いていない仕事、思っていたより仕事が出来る・出来ないなどの評価もしやすくなります。

 

その人に合った「お願いの仕方」も見えてきます。滞りなく仕事を進めること、プロジェクト内のコミュニケーションを取ることにおいて朝のミーティングは実に有益です。

 

穏やかで恐れられる上司を目指す
「穏やか」とは

「穏やかな人」は摩擦が少ないと見られるので社会で重宝されますが、ここでは単純に気分屋な上司は嫌われるので穏やかであることを推奨します。特に女性は気分屋であるとの偏見が強いですので尚更気を付けなくてはいけません。いつもニコニコ笑顔でいる必要はありません。自分の気分によって態度を変えなければOKです。

 

「恐れられる」とは

役職につくと急に権力を振りかざしたり偉そうにしたりする人がいます。また「怒ることが出来る」上司であることに誇りを持っているひとがたまにいますが、それはただ怒っているだけ、いつも不機嫌にしているだけです。威厳や「恐れられること」とは違います。

 

極端な話、怒らなくて済むのであれば業務上怒りは必要ありません。社会人ともなれば怒っているだけでは煙たがられることはあっても人から恐れられることはありません。周りが見渡せて(サボる隙を与えない)、的確な意見が言えることの方が余程恐ろしい存在であり、頼りがいもあります。

 

 

一人で答えを出さない

取引先や自社の上層部、営業からの無茶な要求があった場合に無茶な要求に対して何も考えず「はい、出来ます!」と言ってしまえば、プロジェクトの進行は妨げられメンバーに負荷がかかり自分も大変になります。

 

そしてその無茶な要求が予想に反して意外とあっさり対応出来れば良いですが、出来なければ依頼元から「出来るといったのにどういうこと?」と詰められてしまいます。

 

「無茶な要求」ですから当然プロジェクトメンバーからは「なんで出来ますって言ったんだよ!?」と思われます。逆に無茶な要求に対して「そんなの無理です。出来ません!」とすぐ言ってしまうと、依頼元からは「何も考えない意欲がない人」という印象を持たれてあなたの評価が下がります。

 

ここでの正解は現在のプロジェクトの状況、メンバーの能力などを考慮して妥協案を出すことです。要求と自分たちのプロジェクトで出来ることの中間点を探し提案しましょう。

 

仕事の割り振りについて

それから若手リーダーであるが故に仕事の出来る人・頼みやすい人にばかり仕事を振っていませんか?仕事の出来る人・頼みやすい人はあなたの大切な武器です。そしてどこの会社・どこのプロジェクトでも欲しい人材です。

 

その人が自分から離れてしまえば大損失ですので、負荷を掛けすぎないようにする、話をよく聞く(何も言わないからと言って不満がない訳ではありません)、お礼の気持ちを伝える(やってもらって当たり前ではありません)などきちんとフォローしましょう。

 

もちろん仕事の振りづらい人にも平等に仕事を振って、能力の低い人にはそれ相応の仕事を振らなくてはなりません。人から嫌われることを極端に恐れたり、人に指示することを面倒くさがってはならないのです。

 

自分で抱え込みすぎない

真面目で優秀な若手社員は何事も自分で抱え込みがちです。しかし役職がついてもあなたはまだ若手社員であることには変わりありません。プロジェクトが失敗・炎上し、会社全体の責任となった場合は責任を取るのはあなたではなく更に上の社員です。

 

自分の手に負えなくなる前に、小まめに上司に状況報告をしましょう。

 

若手リーダーに必要なことはスケジュールや人の「管理をメインにすること」と「穏やかで恐れられる上司を目指すこと」です。生意気な新人、年上社員の部下、上からのプレッシャーなど大変なこともあると思いますが、今の経験は今しか出来なくて自分の大切な財産となりますので自分の為に頑張りましょう。

 

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